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ギャ儿丨ニナgL|ナ⊇レヽ

 

 

蔓延防止あけましておめでとうございます。

あ、ども。

 

蔓延防止措置の解除が発表されました。

一方で、3月22日より4月24日までをリバウンド警戒期間とするそうです。

 

はにゃʕ•ᴥ•ʔ

 

リバウンド警戒期間?

 

なにそれ美味しいの?

 

周知されてる??

 

というわけで当店は3月22日よりリバウンド対策をしつつ通常営業とさせていただきました。

  

 

 

さて、図らずも長期休暇をいただくこととなったワタクシですが、

 

休業中は、あずきバーを温めたらお汁粉になるのかを検証したり、

 

いつか無人島から自力で脱出したいなぁとか考えたり、

 

このままだと店の維持がままならない事に気づき、慌ててデリバリーの営業を開始したり、

 

恥ずかしい名前のパン屋さんが全国でバタバタ倒産していると聞き、恥ずかしい名前の居酒屋である当店も戦々恐々の日々でございました。

 

 

ちなみに実際に温めたあずきバーの写真です。

 

完全にお汁粉でした(*´ー`*)

 

 

すごいぜ、あずきバー。

 

本来なら、お汁粉はたいへん難儀なスイーツです。

 

「お汁粉が飲みたい」と不意に思ったら、まずは部屋着からそれなりの格好に着替え、スーパーへ行き、小豆を購入し、ポカポカとした陽気の中ですれ違った野良猫に話しかけ、夢中になっている間にすっかり陽が落ちはじめ、あわててポケットに片手を突っ込んだまま反対の手で買い物袋をぶら下げて帰宅し、再び部屋着に着替え、お湯を沸かし、しかるべき諸々の手順を踏んでから調理しなければならず、その時点で最初に「お汁粉が飲みたい」と思い立った瞬間の臨場感はすっかり薄れ、ようやく完成した黒くて甘い汁を惰性ですするという大変残念なお汁粉生活を送ってらっしゃる方も少なくありません。

 

ところが、あずきバーならほんの数分でお汁粉が完成します。

 

しかも、通常時は一本ずつ個包装で冷凍保存されているため劣化が少ない上、食べたい量を食べたい時にオンデマンドで供給できるのです。

 

ほんとうにあずきバーってすごいです。

 

テキーラのショットをクイっと飲み干すような感覚でお汁粉が飲めるのです( ´ ▽ ` )

 

 

少し真面目にこれからの話をしよう

 

3回目のワクチン接種がすすみ、4回目のワクチン接種が検討されはじめております。

 

一方で、新規感染者数は下げ止まり、もはやこのくらいが通常の状態として落ち着くような感もあり、なんだかポストコロナ時代が始まったようですがやはり不安なのはこの先の居酒屋業界の趨勢です。

 

コロナによって二年前と生活習慣がすっかり変わったという方は少なくありません。

 

こと飲酒に関しては、あくまで嗜好品であり存在しなくても生命維持に支障がないものです。

 

現にワタクシ自身がそうであるように、この二年ですっかり外食や飲酒の習慣を失ってしまった方もいらっしゃるかと存じます。

 

ポストコロナとは、すなわち、日常そのものの変容なのだと実感する毎日です。

 

 

店の営業に関しても、この2年のうち半分近くがなんらかの営業規制によって時短や自粛を余儀なくされました。

 

一方で、ある種の営業補償的な役割を担う自粛協力金と、時限的無金利のコロナ融資との両輪で手元の資金を確保しながら店舗を維持してきた背景がございます。

 

 

さて、問題はここからです。

 

客足がコロナ以前まで回復するのであれば、これらの施策はコロナ禍の空白を埋める場繋ぎとして大変有効です。

 

しかしながら、客足がコロナ以前の水準に回復するかといえば、やはり難しいと思います。

 

 

闇営業で顧客の喉元をぐっと掴みつつ飲酒の習慣を保持させたまま、他方でしっかり売上と協力金の二重取りができていた店ならともかく、要請に従って自粛していた店への顧客の戻りは期待できないですし、当然手元のキャッシュも潤沢とは言い難いです。

 

 

先述のように、生活習慣や飲酒に対する社会のムードがすっかり変容してしまいましたしね。

 

 

「撤退するなら、早めのほうがいいかも」

 

とはいえそもそも1年で40%が廃業し、三年生存率は3割に満たない業界でもあります。

 

仮に客足が一律でコロナ前の水準に戻ったとしても、そもそも翌年には40%が淘汰される業界。

 

ましてや飲酒の習慣がついえてしまった社会で、我々の行く末はもはや自明です。

 

さながら大海原を漂流するように、泳げど泳げど岸へとたどり着かぬまま徐々に息切れして倒産する。

 

そんな飲食店が後を絶たない。

 

今後、緩慢に終わりへと向かってゆく飲食店をいくつも耳にすることを思うと、なんだか心が締め付けられるようです。

 

ですが、いくら嘆いても残酷な現実は感情を置き去りにしてしまうでしょう。

 

 

そこで、ワタクシが舵を切った戦略とは、、、、、

 

 

 

ヮタクシ丨よギャ儿丨ニナgL|ナ⊇レヽ

 

 

 

ワタクシは、ギャルになろうと思います。ʕ•ᴥ•ʔ

 

 

 

(・・・・まあ、落ち着いて続きを読んでください。)

 

 

ひとくちにギャルと言っても、容姿をそれっぽくしたい訳ではありません。

 

決して、プロデューサーと懇意だからという一点だけの理由で地方ラジオ局のパーソナリティを20年続けているサーフィンが趣味のローカルタレントにありがちな胡散臭い茶髪メッシュのこんがり焼けた若づくりのオジサンになりたいわけではないのです。

 

 

そもそもギャルとは、容姿やファッションのジャンルではありません。

 

ギャルとは、マインドなのです。

 

 

仲間を大切にし、全力で「今」を生きる。年齢も性別も隔たりない社交術に長け、毎日を「思い出づくり」としてエンジョイできる。

 

それがギャルにとって不可欠なマインドであり、ギャルをギャルたらしめる所以と言ってもいいでしょう。

したがって、陰キャでチー牛のギャルもいるし、幼稚園児のギャルもいるし、社会保険労務士の中年男性のギャルもいます。

 

 

そう。

 

ギャルとは、ロックやヒップホップと同様に、生き様であります。

 

 

ワタクシはギャルのマインドで生きることにしました。

 

「今」を生きるのです、全力で。

 

毎日が「思い出づくり」です。

 

終わってゆく居酒屋業界に身を置きながら、終わりが見えるからこそ「今」の価値を知る。

 

終わってゆくことが解っているからこそ、完全に潰えてしまう前の「今」を全力で生きるのです。

 

 

 

思えば、これまでの自分だったら、終わってしまうことに怯え、なんとしてでも店の維持と延命を図ろうとしていたと思います。

 

生活様式が変容したポストコロナの社会では、焼け石に水。と判っていながらも、細かなプライドを守り「あきらめ時」を見つけられないままに右往左往していたでしょう。

 

それは例えるなら、日々迫り来る「毎日」をよけて、かわして、75歳の年金受給開始年齢を待つみたいな生活です。

 

ましてやこの国の老人の中には、あろうことか「将来が不安だから」と受給した年金をそっくりそのまま預金している人も少なくありません。

 

そういう人を否定するつもりはありませんが、それは「今」を生きているとは言い難いように感じます。

 

 

あなたの「今」はいつなのか。

 

 

「毎日」は向こうから否応なく迫り来るものではなく、逆にこちらから迎えに行くものです。

 

避けたりかわしたりしてやり過ごすのではなく、手を思いっきり伸ばして水平線から朝日を引っ張り上げるくらいの気持ちで生きよう。そう思ったのです。

 

実際、これまでのワタクシは「今」を生きていませんでした。

 

国民年金をきっちり2年分前納して、付加年金もつけ、さらにiDeCoを満額積み立てて、その上積立ニーサで分散投資し、そうやって毎日を摂生しながら待つ30年後の安心が、果たしてワタクシを幸福にしてくれるのだろうか。

 

いいえ。

 

決してそんなことはありません。

 

その上、小規模企業共済や経営セーフティ共済まで積み立てたりもしました。

 

これらは閉店や廃業に備えた制度です。

 

そう。

 

終わりのための後ろ盾なのです。

 

「終わり」に備えたとて、その「終わり」ってなんなの?

 

まさか、「終わり」を待ってるの?

 

「終わり」を恐れて、「今」をおろそかにしてないか?

 

 

約束されない30年後よりも、今かたわらに居る人々と楽しむ日常のほうが遥かに幸福です。

 

 

そう!

 

これがギャルのマインドです。

 

 

だいたい、国民年金を前納して少しでも保険料を安くしたり、付加年金をつけて将来の受給額を増やそうとしたり、なんだかワタクシのやっていることは男としてのラージ感に欠けます。

 

 

ちいせぇぞ!

 

身も心も。

 

 

 

 

もちろん、ヤケクソなわけでもありませんし、営業意欲を失った訳でもありません。

 

ただ、このいかんともし難い状況に方針を決めあぐねて悩んでいる間に息切れしてしまうよりは、今を生きるというマインドに切り替えていこうと思ったのです。

 

 

そもそも、資産なんて不本意な労働をしてまで獲得したいものではありませんし、毎日苦悩にさいなまれてまで生命を維持する必要なんてないんだったぽよ\(^o^)/

 

 

 

上記のようなことを説明し、

 

これまでの地味で後ろ向きなワタクシはもう死んだ。

 

今あなたの目の前にいるのはギャルのワタクシである。

 

と数人の飲み仲間に説明したところ、

 

 

「その理屈だと、俺は昔からギャルだったわ」

 

 

という声が意外と多く、案外世の中はギャルで溢れたさながら渋谷のような世界だったのだと知りました。( ´∀`)

 

 

最&高の詰め合わせ得得パック

 

ギャルのマインドで生きていると、どんな失敗も「思い出づくり」に変わるので心ポジが良くなります。

 

いちいち鬱々とせずに「思い出がまたひとつ積み上がったぽよ」と思えば万事解決です。

 

もちろんギャルなら年齢も性別も関係なくタメ口で話せるし、そのぶんなんだか他人とガチで向き合えます。

 

礼節は大切なものですが、「念の為に敬語を使っておこう」という姿勢に本質的な敬意などありません。

 

 

ギャルの処世術は、考えれば考えるほど尊敬します。

 

 

今を生きる。

 

 

基本的に卒煙したワタクシですが、喫いたい夜にはタバコも喫うことにします。

 

中長期的で不確定な健康よりも、その夜の喫煙者とのコミュニケーションを大切にしたいのです。

 

そもそも禁止区域でタバコを喫うわけでもありませんし、「禁煙しなくてはいけない」という自分に課したルールにさいなまれてがんじがらめになってしまっては心ポジが悪くなってしまいます。

 

 

あまり大きな声では言えませんが、先週の土曜日は週末の掻き入れ時にも関わらず店を休んで兄と姉を誘ってふぐを食べに行きました。

 

仕事よりも、一緒に過ごした思い出を大切にしたいです。

 

 

今を生きよう。

 

 

ギャルのマインドは最&高の詰め合わせ得得パックです( ´ ▽ ` )

 

 

先日の水曜日、懇意にしてくださっているお客さんが10名以上、まるで示し合わせたように入れ替わり立ち替わりでご来店くださいました。

 

中には数年ぶりにお会いするお客様もいらっしゃり、

 

「もしかしたら閉店しているかもと思って、、、」

 

と心配してくださるお声を頂き、なんだか心が震えるような思いでした。

 

以前の非ギャルだった童貞マインドのワタクシなら

 

「心配していただいてかえって申し訳ない」

「バタバタしてしまってお相手できなくて申し訳ない」

「しかもこれだけ常連さんが1日にまとめて来店すると翌日以降の数日間は売り上げが下がる傾向があるから、それもなんだか辛いなぁ」

 

と考えてしまっていましたが、ギャルってる今のワタクシは、

 

「うわwなつかしい面々w まるでおれの生前葬やんww」

 

と内心ひとりでウケてました。

 

 

本当に心ポジが良好です( ´ ▽ ` )

 

 

ちなみに、反動でその翌日はマジな葬式のように静けさに満ちた1日でした(*´ω`*)

 

もちろんヒマならヒマで

 

「掃除が超はかどる〜嬉し〜☆」

 

ルンバ系ギャルが炸裂します。

 

 

この他にもギャルマインドの利点は枚挙に暇がありません。

 

 

これまでなら、変化に伴うコストに気を揉んでドラスティックな方針転換を恐れていましいたが、今のワタクシはギャルってるのでネイルを変える感覚で新メニューも開発しますし、エクステくらいの感覚でクーポンも乱発したいと思ってます(*´∀`*)

 

 

かつて人気だったカキフライもレギュラーメニューに復活します。

 

かつての非ギャルだったワタクシは、仕入れ価格の上昇のタイミングでそれに伴って売価を上げるという判断が「お客さんに負担を強いる行為」に思えて、一思いにレギュラーメニューから外したのでした。。。

 

今ならギャル並みの闊達な大胆さと社交術と、そしてなによりお客さんからの復活を望む声がワタクシの背中を押してくれています。

 

(来週までには新メニュー導入できまる水産☆)

 

 

長くなりましたが、楽しむことに軸足を置いて少しづつ前へ進んでいこうと思っている次第でございます。

 

んじゃ、お客さんちょぱ(略しておちょぱ)のみんな~よろしく~(*´ー`*)

 

 

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