ラップ界のナンバーワンを勝手に決めてみた。
ぼくらの生きる「セカイ」はしょせん観測可能な範囲に過ぎません。
「まだ見ぬ運命の人」や「本当に自分に適した仕事」や「ここではないどこか」を夢想し続けている合間に、何もチョイスできないまま人生は残酷にも終焉へと向かっていきます。
人生は有限です。
であれば「まだ見ぬ運命の人」ではなく「婚活アプリで知り合った需給の一致する相手」と結婚したほうが幸福への特急券と言っていいと思います。
「いつか立つはずの武道館のステージ」よりも「とりあえず月給18万の事務の仕事」が正解です。
「理想の○○」「本当の○○」。
そんなものは存在しません。
観測可能な範囲にあるモノの中からチョイスし続けるのが正解なのです。
とはいえ、いつくかの選択肢を用意されたからといって、どうせ選べないのもまた人生です。
ぼくら飲食業従事者に共通した悩みといえば、
そう。
「完っ全に理想にぴったり最高のラップがない」
これに尽きると思います。
刃の位置、箱の硬さ、フィルムの伸び具合、皿への張り付き具合、切れやすさ、千切れて端だけが周回遅れになりやすいか、刃のギザギザの角度が左利きでも切りやすいか。
様々な基準をパーフェクトに満たすラップなんて果たしてこの世の中に存在するのだろうか。
いいえ。「まだ見ぬラップ」を夢想してはいけません。
そんなものを追い求めてしまったら、その追求の旅は果てなきものになってしまいます。
そう。
ぼくらは今、観測範囲内のラップからベストを探し出すべきなのです。
というわけで、今回、観測範囲内にあるラップをそれぞれ比較してみることにしました。
しかし、ただ比較するだけでは面白くありません。
どうせなら面白い方法でラップを比較したい。
ならば、
顔面でラップをやぶって伸び具合をチェックする
というたいへんブログ記事向きの企画を考えたのでした。
Mという男がいます。
幼女などの無抵抗そうな女性がタイプというまあまあの変態です。
えてして変態という人種は価値観がバグっているので、
「ちょっと顔面でラップ破ってみて」
というワタクシのムチャブリもすんなり実行してくれました。
まずは「日立ラップ」
日立ラップ(業務用)は刃の位置が外側です。
いわゆる外刃。これは意外と使いにくいのです。
しかしそれは些末なことに過ぎません。
やはり最も我々が重視するのは、ラップ生地の伸び具合と皿への張り付き具合です。
それではさっそく、M氏の顔面でテストしてみましょう。
むぎゅ~~~~~~!!!!!!
「M氏、どうです?」
う~ん、と長考の後、Mはおもむろに言いました。
「どうって言われても・・・・」
(・・・ですよね笑)
「ラップですよ」
「伸び具合とかは?」
「伸びます」
「あのさ、この写真、ブログに載せていい?」
「あ、はい」
(あ、いいんだ笑)
「あの~、顔のホクロが映ってる写真はやめてくださいね」
(え? ホクロが基準なの?)
グラビアアイドルの乳輪にあたる部分が、Mにとってはどうやら顔面のホクロらしいです。
人間ってほんと千差万別だなぁ(´・ω・`)
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掲載許可も得たところで、続いて「クレラップ」
こちらは触れただけで硬そうです。
それではさっそく。
ぐにゅ~~~~~~~!!!!!
「っぷはぁ~~!!!!」
「どうです?」
「硬いっす」
「ですよね~」
「呼吸ができないっす」
・・・・他のメーカーのも呼吸はできないと思うんだけどなぁ(´・ω・`)
「これはちょっとダメですね、顔面に不向きです」
(顔面に!?)
周囲の失笑を爆買いしながら平常運転のM。
それでは最後に「サランラップ」
誰もがその名を一度は聞いたことのあるラップ界の王道。キングオブラップです。
内刃でたいへん切りやすい!
しかもなんだか触り心地も扱いやすそう。さすが旭化成のイヒッ♡が詰まった仕様です。
では、
ぐぬ~~~~~~~!!!
「で、どうよ?」
「最高です!」
「ほう」
「伸縮性もラップの硬さも申し分ないです」
「もう少し頑張れば顔面でラップ破けそうだったじゃないですか?!」
「次回はイケルと思います」
・・・じ、次回とは??(´・ω・`)
というわけで、この度、ベスト・オブ・ラップin中野坂上が決定いたしました(゚∀゚)アヒャ
こちらをご覧の主婦の皆様も、是非ラップをご購入する際の検討材料としてください。(^ν^)
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