たとえば、こんなふうに感じたことはありませんか?
なぜ2月は28日までなのか。
いや、そもそもなぜ30日の月と31日の月があるのか。
考えれば考えるほど、現行の日付の配列は気持ち悪いです。
ミーシーじゃないというか、
なんだか整頓されてない感じ、
たいへん不快ですよね。
きっと皆様も日頃からそう感じているに違いありません。
誰が決めたのだろうか
そもそも、地球は365回の自転を繰り返しながら太陽の周囲を一周します。
一年というのはこの公転の一周期で、それを12個に分けたものが1ヶ月です。
つまり一年という公転周期を随意に分けて、勝手に1ヶ月としているに過ぎません。
しかしながら、先述のように1ヶ月はその月によって日数が違います。
28の月もあれば30の月も31の月もあるわけです。
もっと、こう、束のコピー用紙をトントンして背表紙みたいに綺麗に整頓できないだろうか。
そこで私が今回提案したいのが、
1ヶ月を73日にする案
でございます。
・・・・・説明しましょう。
まず365の約数を求めるために素因数分解をします。
すると1、5、73、365の約数がそれぞれ導きだされます。
つまり73かける5が365です。
したがって1ヶ月を73日にすれば、たちどころに一年はぴったり5ヶ月になります。
どの月もおなじ日数です。
なんというイノベーティブなソリューションでしょうか!
そうです。
73日でいいのです。
365で割れる日数で1ヶ月という概念を切り分けるだけの簡単なお仕事です。
この世界の常識を揺るがす画期的な妙案を、私はウーロンハイを7杯飲んだ時点で発見してしまいました。
天才か!
周囲は私を称賛しました。
そう。世界がひっくりかえった瞬間でした。
常識の向こう側
よく考えればこれは瞭然たる真理です。
誰かから教わったまんま1ヶ月を31日ないしは30日、2月に至っては28日などと思い込んでませんか?
そうである必要など全くありません。
現行の常識を疑うべきです。
大昔の人は地球は平面だと思っていたし、人間は神が創造したと信じていました。「ワイら猿やったんやで」とダーウィンが言うまでは。
天動説も四元素説もとっくに否定されています。
人種間に優劣などありませんし、異性愛者だけが正しい訳ではありません。
コンビニでおにぎりを二つ買う時に、無意識にふたつ別々の味を購入していませんか?
二つとも昆布だっていいじゃない!
コペルニクスもそう言うに違いありません。
そう。
凡百の常識など単なる思い込みでしかありません。
給与だって73日締めの翌25日払いとかで構わないわけです。
73日分の金額を支給するだけです。(残高がガバッと増えて嬉しいね)
現に米国では二週間ごとに給与を支給するのが一般的です。
我々が常識だと思い込んでいる事象は、結局我々の観測可能な範囲でしか通用しません。
十進法だって我々の指が10本あるから常識として浸透したに過ぎません。
二進法や十二進法が合理的な場面はたくさんあります。
繰り返しになりますが、我々は今、常識を疑い、1ヶ月を73日にすべきなのです!!!
常識の巨壁
「でも」
大演説を打つ私に誰かが水を差します。
「でも、そこまでして73日にするメリットは?」
ふっ、、、。
なんども言わせないでよ。
「今のままだと31日とか30日とかガタガタしてて気持ち悪いじゃん」
「それだけ?」
「”それだけ”というか、それが目的だから」
「変更に費やす社会的コストと見合わなくない?」
「常識がくつがえる時はいつでもそうだったじゃん!ぉおんっ!」
「歴史の転換点つくろうとするなよ!」
というわけで、一ヶ月を73日に変更するのは安易ではありませんし、反対勢力も多いですが、私は諦めずに一ヶ月73日が最適説をひろく啓蒙していきたい所存でございます。