世界の中心こと中野坂上でぼんやり営業中! 串揚げ&定食バル 自意識過剰 ☆ ランチライムは間借り営業もやってますよ☆  間借り希望者の方→空きが出たらね。

 

あ、ども。

ワタクシです。

 

営業ができなくなって2ヶ月ほど経ちました。

もともと決して規則正しい生活をしていたわけではありませんが、仕事がなくなると、とたんにコアラ並の生活に陥ります。

 

ちなみにある日のワタクシの1日の生活を図にすると以下のようになります。

 

〜線で区切っているのは、いちいち時計を見ないからです。

 

何時に寝て何時に起きたのか。そんなことは些末なことなのです。

 

 

感染拡大防止のためとはいえ、自粛生活はやはり窮屈です。

 

メンはヘラるし、なんか太るし、お金はずっこんばっこん減ってゆきます。

 

皆様も色々とキツイ思いをなさってらっしゃるかと存じます。心中お察しいたします。

 

 

ワタクシの場合、顕著なのは体力の低下です。老化による劣化では説明がつかないほど、体力が落ちてしまいました。

 

以前だったら「LOSER」の米津ばりのステップで機敏に動いていたワタクシも、長らく続く自粛のせいですっかり体が鈍ってしまい、今ではちょっと散歩するだけで「Flamingo」の米津のようにフラフラです。

 

ちなみに、動きの機敏さの単位は、8Flamingo=1LOSERのレートで繰り上がります。

 

米津式n進法の法則です。

 

 

宵闇に〜、つまはじき〜、春が過ぎ〜、風あざみ〜♪

 

体力低下や身体の不調の原因はいくつか考えられますが、中でも、とりわけ食生活が絶望的で、外食産業が営業規制で瀕死な上、一人暮らしのワタクシの部屋にはグラスしか食器がありません。

 

自炊を全くしないのです。コンビニで出来合いのものを調達して食べる毎日です。

 

そもそも飲食店を運営しているおじさんの部屋に充分な調理器具など必要ありませんでした。

 

だって店でまかないを作って食べればいいんだし。

 

その慣例を自粛期間になっても断ち切ることができずに、滋養はないがカロリーが高いだけの出来合いの食事をむさぼる毎日です。

 

ケトルで沸かしたお湯はコーヒーもしくはカップ麺に注ぐためにあります。

 

箸は割り箸だし、フォークやスプーンはプラスチックのやつをストックしてます。

 

ワンドアの小さな冷蔵庫には、水と缶ビールと醤油しかありません。

 

「#丁寧な暮らし」ってなに? 

 

こちとら「#無機質な暮らし」じゃ。

 

 

先日、あまりに無機質すぎるので、よそでひろったゴキブリを持ち帰ってみました。

 

デスクの上に放って「うわ! ゴキブリが出た!」とおもむろに驚いてみせてから潰すのです。

 

少しだけ生活から無機質さが消えた。ような気がしました。

 

ちなみに、ワタクシはゴキゴキの能力者なのでゴキブリを素手で持ち運べますし、潰せます。

 

やはり家にゴキブリが出るくらいの生活が、ちょうどいい暮らしなのかもしれません。

 

 

とはいえ、そんな「外注だのみ」の食生活をしていると体が思わぬリアクションを起こすこともあります。

 

晴れた日曜日のお昼でした。

 

スーパーで買ったかつおのたたきを食べていると、不意に心臓に異変を覚えました。

 

一気に心拍が8ビートから16ビートに転調したように高まって、

 

「・・・心筋なんとか???!!!」

 

と不安がよぎるやいなや、心室がGWの料金所のように詰まっているような苦しさで思わず胸をおさえました。

 

「やばいやばいやばい」

 

冷や汗をにじませながら呼吸を整えるように努めます。

 

「やばいやばいやばい」

 

30秒ほどで心拍が落ち着くと、ここ数日の食事を思い返しましたが、原因には覚えがありません。

 

加工品ばかり食べているので食中毒をツモったとも考えづらいですし、そもそも消化器系への症状はありません。

 

はて?? ( ;∀;)

 

ふと視線を落とすと、目の前には食べかけのかつおのたたき。

 

 

・・・まさか。

 

 

・・・はっ!!!

 

 

ワタクシの中の江戸川コナンが閃きました。

 

 

ペロッ。これは・・・・・生の玉ねぎスライスっっ!!!!

 

 

かつおのたたきに添えられている生の玉ねぎスライス。

 

 

原因はこれだ!!!

 

 

実はワタクシ、以前から生の玉ねぎを食べると時おり心臓がバクバクしていました。

 

それが万人に現れる症状ではないと知ったのは大人になってからです。

 

きっと今回の心拍の上昇は玉ねぎバクバク現象のひどめのやつに違いないと結論づけたワタクシは、同時に、ひとつの疑問が浮かびました。

 

あれれ〜? でもどうして生の玉ねぎを食べると心臓がバクバクする人とそうでない人がいるのだろう???

 

選ばれてあることの恍惚と不安、二つ我にあり

 

いつも手元に握っているヤツで調べてみると、どうやら稀に玉ねぎアレルギーというものがあるそうです。

 

俺も玉ねぎアレルギーなのかなぁ??(´⊙ω⊙`)

 

そんなSSR級にレアなアレルギーにじゃっかん厨二心をくすぐられたワタクシは、そのままいつも握ってるヤツでアレルギー検査を受け付けている病院を予約しました。

 

いつも握ってるヤツを頼りに到着した場所は新宿の雑居ビル。

 

雑居と言うにはほかの雑居に申し訳ないくらいにガチな雑居で、ビル自体も相当年季が入っています。

 

蛍光灯が妙に薄暗いエレベーターは一歩乗り込むだけで非常に揺れ、この時点で怖気付きそうになります。

 

閉所と高所が怖い人には大変難儀なダンジョンです。

 

・・・ううううぅぅううう。ひ、非常階段で登ろうかな。((((;゚Д゚)))))))

 

しかし目的の場所は11階。

 

登るだけでも過酷ですし、万が一11階の非常階段のドアが内側から閉ざされていたら雨の日の陸上部なみの運動をする羽目になってしまいます。

 

やむをえん。(`・ω・´)

 

意を決して乗り込んだエレベーターは3Flamingoくらいの速度で、階数表示が恐怖のバロメーターのようにゆっくりゆっくりと上昇していきます。

 

体感3年ほどエレベーターで過ごし、ようやくたどり着いた院内は、まるで別世界。

 

衛生的な内装と丁寧な事務員。PCR検査と性病検査とアレルギー検査の客でごった返す待合室。

 

さっきのエレベーター、まるで竜宮城へ送迎するカメみたいだなぁ。時空の隔たりを感じるぜ( ´ ▽ ` )

 

浦島みたいな感想を抱いていると、間髪入れずに予約の確認と検温です。

 

エレベーターの緊張のせいで体温が高く出てしまったらどうしよう。(´・ω・`)

 

検温や手荷物検査の時に妙に後ろめたく心配になってしまうのは何故なのでしょうか。

 

病院へ来たことそのものが、なんだかワタクシの心配事をさらに増やしているような気がします。

 

 

医師との遭遇

 

 

診察室へ案内され、医師に事情を説明すると先生は困ったような表情を浮かべました。

 

「玉ねぎアレルギーですか。あまり聞いたことがありませんよ」

 

かといって、

 

「ほら、生の玉ねぎって食べると心臓がバクバクするじゃないですかぁ?」

 

なんて言ったら、あっけらかんとスタジオを変な空気にするコメンテーターの古市憲寿氏みたいな感じになってしまう気がして、どうも上手に説明できません。

 

それこそスタジオで論破バトルをしているひろゆき氏のように

 

「それってあなたの感想ですよね」

 

とミもフタもない切り返しを喰らいそうです。

 

 

他方で、

 

「心室がGWの東京料金所みたいになったんですよぉ」

 

と雑な比喩で症状を説明してもきっと伝わらないでしょうし、別の種類の病院を紹介されてしまいそうです。

 

しかもこの時点では症状はおさまっているので、説明に臨場感がありません。

 

思いあぐねた末、再度、昼間の出来事を順を追って説明するのですが、そもそも子供の頃から生の玉ねぎを食べると心臓がバクバクするケースがあったという前提条件が共有できないようで、先生も「う〜ん」とマナーモードみたいな低いうねり声をあげるばかり。

 

「で、そのカツオのたたきは自分で調理したんですか?」

 

「いいえ。スーパーで購入しました」

 

「カツオと玉ねぎ以外にも何か入ってましたか?」

 

「ミョウガと青ネギと水菜がバランスよく」

 

「ほかの食品ではバクバクしない?」

 

「そうですね。自覚しているのは生の玉ねぎです」

 

「辛みがあるから、それが苦手ということ?」

 

「いえ、むしろ好物です」

 

「これまで生の玉ねぎを食べると必ず心臓が痛くなっていたんですか?」

 

「いいえ。ハズレの時もありました」

 

「ハズレ・・・」

 

「でも今日の症状は特別で、いきなり鼓動がはやくなって、まるで血液が」

 

とここで思わず言いかけた「GWの東京料金所」を寸止めし、

 

「まるで血液がつまっているような感じがしたんです」

 

と穏当な表現に着地させました。

 

「ですので、念のため検査だけでもお願いします」

 

大病やPCRでもないのに病院へ来てしまったことをなんとなく申し訳なく思いながら、その日は採血を済ませて病院を後にしました。

 

 

たまにはお外でご飯

 

翌週、結果を聞きに行くついでに市場調査に出向きました。

 

コロナ禍でも売上を順調に伸ばしている業態である「ひとり焼肉専門店」です。

 

ひとりではラーメン屋さんにも入れないワタクシですが、ここなら安心。

 

なにしろ、お店のコンセプトが「ひとり」なのですから。

 

店舗前に到着して店内を覗き込むと、どうやらカウンターにロースターが設置されていて、お客さんが自分で肉を焼きながら食事をしているようです。

 

なるほど。( ´ ▽ ` )

 

調理という工程をお客さんにアウトソーシングできる焼肉という業態に加え、一人というコンセプトでカウンターを背中合わせにして収容席数の最大化が測れる負け知らずの構造。

 

タッチパネルによる注文でヒューマンエラーを回避できるうえ、スタッフも少人数で人件費が安くオペレーションもたいへんシステマティックです。

 

飲食業が効率を追求する先は、いずれ牛舎の給餌みたいな感じになっていくのかなぁ。うううむ(´∀`=)

 

しばらく外から観察し、大人のお店に入る勇気がない童貞のように店の前を何度も右往左往し、ようやく意を決してドアを開けると、 

 

「いらっしゃいませ!」

 

従業員へ向かって思わず素っ頓狂な声をあげてしまいました。

 

 

「あ、あの。一名です」

 

 

いや、ファミレスかよ。

 

ひとり焼肉専門店で開口一番「一名です」ってマヌケにも程があるだろ(´・ω・`)

 

ひとり!焼肉なんだよ、ここは。

 

美容院で「今から髪を切ってもらいたいです」って言わないだろ。園児じゃあるまいし(´・ω・`)

 

バスケ部の練習中に「バスケがしたいです」って言わないだろ。三井じゃあるまいし(´・ω・`)

 

ここにやってくるお客さんはみんな「ひとり」なんだよ。

 

いや、人間なんて所詮はみんな「ひとり」なのだ。

 

そう。

 

ぼくらはいつだって孤独だ。

 

心という名の途方もない閉所で膝を抱えているのだ。

 

 

「一名です」と判りきったことを言ってしまったせいで羞恥が発動し、叙情的なポエムで脳内の浄化を図っていると席に案内されました。

 

 

20分ほどで食事を終え、今にも泣き出しそうな空の下、雑居of雑居までの道すがら、仕事終わりのビジネスパーソンに紛れて歩きます。

 

 

(´-`).。oO(いいなぁ、みんな仕事があって。おれ、百合子小池にダメって言われてるから実質無職なんだよなぁ。)

 

 

夕方の外気に触れるだけでもこんなに切ないのに、校庭に犬が飛び込んでくる程度の小さなエピソードすらないニートの日常には繁華街の夕暮れは刺激が強すぎます。

 

 

3Flamingoのエレベーターに乗って竜宮城の病院の受付で診察券を出しながら、あえてこう言ってみました。

 

「一名です」

 

 

戦慄の結果発表

 

「玉ねぎはありませんでしたね」

 

玉ねぎアレルギーに懐疑的な医師がアレルギー検査の結果をつぶさに凝視しながら言いました。

 

「花粉のほうはお薬は飲んでますか?」

 

「いいえ」

 

「飲まなくても平気?」

 

「そうですね」

 

「そうですか。スギとヒノキが強いみたいですけど」

 

「子供の頃は薬を飲んでました」

 

「甲殻類も食べない方がいいですね」

 

「ふぁっ!!!??」

 

「平気ですか? 痒くなったりしませんか?」

 

「感じたことありません」

 

「でも控えてください」

 

「甲殻類アレルギーっすか、自分?」

 

「そうですね」

 

「エビもカニも大好きなんですけど」

 

「控えたほうがいいですね」

 

ショボボボボーーーーン(´・ω・`)

 

「タラバならいいですか?」

 

「ズワイとかタラバの問題ではないです」

 

カニ味噌は???

 

「それと、子供の頃にバナナをたくさん食べたりしませんでしたか?」

 

いやいや、森の中で野生のゴリラに育てられた少年じゃないんだから。

 

「あと、蛾とゴキブリにも気をつけてください」

 

「いやいや、さすがに食べませんよww」

 

「皮膚に触れないように気をつけてください。鱗粉とか」

 

「ゴキブリはよく触ってます」

 

「え? よく触るんですか?」

 

「え?」

 

「え?」

 

 

 

パンパカパーン♪

 

 

心臓バクバクの原因は不明なままですが、ワタクシまさかのゴキブリアレルギーでした。

 

 

ゴキブリ恐怖症なら聞いたことあるんですけど、アレルギーって(´・ω・`)

 

 

やはり家にゴキブリが出るくらいの生活が、ちょうどいい暮らしなのかもしれません。

>馬鹿だからブログやってます。

馬鹿だからブログやってます。