営業再開の方向で

営業再開の方向で

 

 

逆走

パチ男

南米

トッティーノ

距離感

フランチェスカ

バカのほうの中村

 

どんな人にも、ヘンなあだ名の知人がいるものです。

 

皆様のまわりにはどんなあだ名の人がいますか?

 

 

かくいうワタクシにも中2の頃に「ベジータ」というあだ名がありました。

 

名付け親であるアキラくんという先輩は、3つ上で、何を生業としているのかわからない、いわゆる「おっかないけど俺たちには優しい先輩」でした。

 

もちろんおっかない先輩のディテール通り、アキラくんはいつも女連れで、たとえそこがスタバであろうとタバコを吸いだすような決してIQが高いタイプではありませんでした。

 

そんなIQ低めのアキラくんのつけたIQ低めのあだ名の由来はたいへん安直で、当時ワタクシがダイエースプレーで髪を立てていたからでしょう。

 

ちなみにその後、赤髪の坊主にした時には同級生から「SIAM SHADE」と呼ばれてました。

 

髪型においては人生の1/3が黒歴史です。純情な感情。

 

 

とはいえ「ベジータ」はあまり浸透せず、ワタクシをベジータと呼ぶのは世界でただ一人、アキラくんだけでした。

 

「お疲れっす。ベジータっす」

 

アキラくんに連絡をとる時、自分を「ベジータ」と名乗るのが妙に気恥ずかしかったのを今でもぼんやりと覚えてます。

 

なにせ本物のベジータは語尾に「っす」とか言いませんから。 ねぇ?

 

(´・ω・`)

 

 

 

人生最初のアルバイト

・人生最初のアルバイト

 

 

「お前たちの世代で動けるヤツいない?」

 

中学2年のお正月でした。

 

アキラくんに頼まれて初詣のテキ屋でアルバイトをしたのが人生最初の労働でした。

 

 

テキ屋というのは奇妙な商売で、10名くらいで構成された一つの組織で数店舗を同時に運営し一晩で三桁万円を売り上げます。

 

組織はファミリー感が強く、旅一座のように点々と県内や近県の祭事を渡り歩き、「現場」では他のテキ屋組織とも鉢合わせますが、組織間はとくに敵対している感じではありませんでした。

 

高校生くらいのヤンキーみたいなギャルも還暦過ぎのおっちゃんも組織の仲間で、そのあたりがより一層旅一座感に拍車をかけていました。

 

初詣客でごった返す参道に出店を並べて大晦日から数日に渡ってぶっ続けで売上を積み上げていくスタイルはダイナミックで、

さながら通行量の多い場所に面したアパート敷地内に自動販売機を並べて飲料メーカーごとに四暗刻を作る地主みたいな気骨と味わい深さがあります。

 

 

販管費を極限まで抑えた上でドミナント出店する戦略からにじみ出るたくましい商魂。

 

恐らく、初詣の賽銭箱よりもテキ屋のほうが儲かっているのではないでしょうか。

 

 

テキ屋の決算書(んなもん無いと思うけれど)と、例えば「俺のフレンチ」の決算書を見比べて損益の構造の違いを研究してみたい程度に、案外ないがしろに出来ない見識を得たと、今となっては思うのです。

 

 

あれから20年

・あれから20年

 

 

そんなワタクシが時を経て、当店の並びにある「ニッポン小町」さんの軒先で簡易的なテキ屋を出店させていただきました。

 

3品お買い上げのお客様、マスク一枚プレゼント

 

焼きたてのハーブフランクフルト

 

 

しかし残念ながら、現在のTOKYOは外出自粛期間につき閑散としております。

 

初詣の賽銭箱のようにはいきません。

 

肉眼で目に入る通行人の数は普段の1/3を大きく下回っており、決して商売に適した状況にないといってもいいでしょう。純情な感情。

 

ですが一方で、通りかかったついでに声をかけてくださったりお買い上げくださる常連さんや、わざわざ中野坂上で電車を降りて顔を出してくれる常連さんまでいらっしゃって、なんだか嬉しい&かえって申し訳ない毎日でした。

 

本当にありがとうございました。

 

 

自粛を要請という撞着

・自粛を要請という撞着

 

 

どうでもいい話ですが、

「自粛を要請」

って矛盾してませんか。

 

自粛とはあくまでこちらサイドが自発的に行うものであって、決して要請されて行うものではありません。

 

まあ、世の中には撞着語法はいくらでも溢れてますし、べつにいいんですけどね。

 

たとえば小さな巨人とか、フランスに渡米とか、わがままボディとか、若鶏のビフテキとか。

 

そんな感じなのかな?

 

(´・ω・`)

 

 

営業の自粛を要請されている事業者は、事実上の「ガマン大会」を強いられています。

 

感染拡大防止協力金という名の参加賞が用意されたガマン大会です。

 

 

当店も申請しました。★(*´ω`*)

(行政の書類って、どうしてエクセルを方眼紙にしてしまうん??(´・ω・`))

 

 

いつまでガマンを続けられるかわかりませんが、

 

今回は経産省の持続化給付金もありますし、東京都中小企業振興公社の業態転換支援補助金も用意されてます。

 

さらに実質無利息で融資を受けられる支援策まで用意されています。

(これ、マジで魔法みたい。悪用すればトリッキーな裏技も使えそうですね)

 

 

とりあえず行政の包摂によって生きながらえているので、経済面での不安は低減されております。

 

 

 

ですが、仕事とは「お金」という軸だけで語ることは出来ません。

 

というか、お金という軸だけで労働を選択するのであれば、店なんてさっさと辞めて田舎に引っ込んで割の良いアルバイトでもしながら上場投資信託のデイトレでもしてます。

 

 

やはり店を構えて営業するというのは、そーゆーこっちゃないんです(´・ω・`)

 

今回、まざまざと思い至りました。

 

 

作ったものを持ち込んで売る。

 

やってみて解ったのですが、そのシンプルなテキ屋スタイルの商売は、お客様が何を望んでらっしゃるのかが吸い上げにくいという欠点があります。

 

商品の供給→レビュー→ブラッシュアップというコミュニケーションが不在になります。

 

ましてや他店の軒先でテキ屋をやっていると自店の厨房で調理ができない為、オーダーを受けてからオンデマンドに調理をすることが出来ません。

 

フレキシブルな対応に限界があり、こちらであらかじめ作った商品を持ち込んで、ひたすら売るだけ。

 

これは決してやりがいを感じるものではありません。(´・ω・`)

 

 

作ったものをパパっと売っちまおうぜ!みたいなのも肌に合いません。

 

 

そもそも顧客とは一方的に刈り取るものではありません。

 

適切な距離で関係を築き維持するものです。

 

お客様の反応や商品ごとの売れ行きから商売の機微を捉え、試行錯誤しながらメニューを変えるなどして満足度の上昇を図るからこそ、店を構えて営業するという仕事の醍醐味なのだと再認識しました。

 

 

レゾンデートル

・レゾンデートル

 

 

営業できない日々は、ひたすらオフビートに時間と口座残高を浪費する退屈な毎日です。

 

ですが、生涯に一度経験できるかどうかという貴重な体験でもあります。

 

愚者は愚者なりに苦境から何かを感じたり学んだりできますしね。

 

 

テキ屋では多くのお客様に、

「大変ですね」「ご商売のほうはいかがですか」「頑張ってください」

とありがたいお声がけをいただきました。

 

ただでさえ平均的日本人より低い位置にある頭が、ますます下がります。

 

 

テキ屋で少し補ったとはいえ、当店の4月の売上は前年比の1/5まで落ちました。純粋な減少。

 

 

このまま目下の状況が続けば、抜き差しならない状態も避けられません。

 

従いまして、

 

東京都の追加の判断を待っている身ではありますが、GW明けの5月7日からは通常通り営業したいと思っております。

 

まだ飲酒需要の回復は遠いと思いますので、定食メニューを拡充していけたらとくわだてている最中です。

 

やはり現場でお客様の声を聞きながら需要を吸い上げられるのが、店舗営業の利点です。

 

 

さあ、

 

皆様、なにを召し上がりたいですか??

 

 

わがままボディの若鶏のビフテキ~小さな巨人を添えて~

 

とかいかがですか?

 

 

 

それでは、皆様のご来店お待ち申し上げます。

 

 

ベジータ 

 

 

 

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