ワタクシがプロテインバーをやめたたった一つ理由【乳がん疑惑②】

前回までのあらすじ

乳頭にしこりと痛みを感じた主人公が病院へ行くと、医師から告げられたのは単なる炎症の疑い。処方箋の服用を続けた主人公だったが不幸にも症状は一向に改善せず。

重病を疑い再診へむかった主人公が医師から告げられた言葉とは・・・・。

 

  

 

ふたたびの来院

 

「そうですか・・・・」

 

処方箋の抗炎症薬の効果が全く感じられないと告げると、つかの間の逡巡ののち、医師ははっきりといいました。

 

「そうですか。では、血液検査とMRIでしっかりと調べたほうがいいですね」

 

え、え、えむあーるあいっ?!

 

MRIってあのMRIですか??

 

おどろおどろしいほどの悪寒が走りました。

 

そう。

 

ワタクシ、閉所恐怖症なのです。(´・ω・`)

 

棺桶なんか死んでも入りたくありません。(←オヤジギャグっぽいw)

 

しかし、若年性のガンは進行がはやいので早期発見がのちの治療を左右します。

 

閉所にビビってMRIをスキップするなんて言語道断。

 

ハラを決めて謎のしこりと痛みの原因を探り当てるべきなのです。

 

「・・・よしっ! 受けて立つ!」

 

 

メディカルスキャニング

次の日曜日。

 

食事制限があったので朝から何も食べずにお散歩がてら西新宿へやってきました。

 

CT、MRIの専門医院といえば、そう、メディカルスキャニングさんです。

 

受付を済ませて問診票に記入し、しばらくすると診察室へ呼ばれます。

 

いきなりハイ!ズドンッ!とMRIに突っ込まれるわけではなく、まずは医師との面談があるのです。

 

 

 

「いや~、まいったな~」

 

ノックして診察室へ入るなり、そこに腰掛けていたのは、既に”まいっちゃってる医師”。

 

「いや~、まいったな~」

「どうしました~?」

 

これではまるでこちらが医師です。

 

「造影剤なんですがね、」

「?」

「担当の先生は、こちらに“一任する”とのことなんですが、」

「ええ」

「リスクがあるんですよね~」

「造影剤って、なんすか???」

「動脈に注入して血液の流れを観察する薬です」

「MRIで撮影しながら血液の流れを観るってことですか?」

「そうです。ただね、、、」

1000人に一人は呂律が回らなくなったり、

10000人に一人は意識を失ったり、

1000000人に一人は死に至る

的なこれまでの事例を元に説明してくれるのですが、後半はほぼ耳に入ってきません。

 

 

よくわからんけど、ハイリスクですやん。(・・ )

レバレッジ250倍でEUR/USDに全ツッパするみたいなレベルですやん。

 

 

「女性の場合は腫瘍の可能性も高いので造影剤で精密に調べるようにおすすめしているんですが、男性の場合の乳がんは、まあ無くはないですけど、珍しいので。ねぇ?」

 

「造影剤を使えば乳がんか否かはたちどころに判明するんですか?」

 

「ええ、まあそうですね」

 

「造影剤ナシでMRIを撮影した場合は、乳がんの発見はできないのでしょうか?」

 

「そうではありませんが、再検査をなった場合には再度お越しいただいて造影剤を投与しなくてはなりません」

 

「二度手間になる可能性もある、と?」

 

「案外多いんですよ。面倒くさいから一回で済ませたいっておっしゃる方」

 

「12月生まれの人が誕生日とクリスマスを一度に済ませるみたいなことですかね、って違うか。ははは」

 

「・・・・」

 

「・・・・」(´・ω・`)

 

「ちなみに身長と体重は?」

 

「163の49です」

 

まるで血圧みたいな表現をしてしまい、思わず自笑しそうになります。

 

「・・・・う~ん」

 

「やはり体が小さい方がリスクは高いですか?」

 

「どちらかといえば、そうですね~」

 

「・・・」(´・ω・`)

 

「・・・」

 

「・・・」(´・ω・`)

 

「あの~」

 

「はい」

 

「ご本人としては、どうでしょうか?」

 

「あ、ボクが決めていいんですか?」

 

「現段階ではご本人の意志が重要ですので」

 

と言われるや否や、間髪入れずに

 

「じゃあ、次回でっ!」

 

 

次回ってなんだよ。

床屋じゃねーんだよ。

 

 

 

更衣室へ通されて専門の衣類に着替えると、なんだかマジっぽさが出てきます。

 

 

まさしくTHE・医療現場!といった感じです。

大麻の柄のTシャツで来てしまった自分がたいへん恥ずかしい。

 

 「ん?」(・・?

よく見ると、壁面のいたるところに「腕時計や装飾品は必ず外すように」という文言が表示されています。

 

どうやらMRIは強い地場を発生させるので金属は厳禁なのだそうです。

 

 

・・・・強い磁場。

 

おどろおどろしい感じに拍車がかかります。

 

(´・ω・`) 

 

 

「それではこちらへどうぞ」 

女性の技師にいざなわれた先は、バカでかい金属の重厚な扉が立ちはだかる部屋。

 

もちろん扉にも「装飾品厳禁」の注意書き。

 

さらにCAUTION!の表記と、原子力マークみたいなヤツ。

 

 

扉の先は国家機密の核ミサイルが冷却されているんじゃないだろうか。

 

 

「この部屋はたいへん強い地場が発生いたします」

慣れた感じでおっかない事を言う技師。

「事故や手術などで体内に金属を入れた経験はありますか?」

「え? たぶん、ないです」 

体内に金属が入っていた場合、強い磁場によって人体が粉々に砕け散るイメージが浮かび、思わず怖すぎて怖すぎて震える。

「大丈夫ですね?」

「あ、は、はい。たぶん。記憶にはそのような経験はございません」

なぜかビビってしまって曖昧な回答しかできないチキン野郎ことワタクシ。

 

 

真っ白で衛生的な40平米くらいの部屋の中央に鎮座するそのマシンは厳しく、

技師さんの指示に従ってベッドにうつ伏せで横たわると、妙な緊張感に拍車をかけます。

 

「ものすごい音が出ますので」

そう言って装着されたヘッドフォンはぶかぶかでどこか心許ない。

 

BEATS by dre.じゃないよね、絶対(´・ω・`)

「中に入っているあいだになにか問題があったらこれを握って下さい」

渡された”非常時に握るヤツ”は、まるでパフォっと跳ね上がるカエルのおもちゃの握る部分みたいな形状です。

・・・空気が入ってるのかな(´・ω・`)

 

「それでは始めます。動かないで下さいね」

顔の部分に穴の空いた枕へ突っ伏すと、ベッドがスライドしてMRIの内部へ吸い込まれてゆくのがわかります。

 

あああああああ。

 

 閉所こわい。

 

あうううううううぅぁぅぅあぅ。

 

こわい~。せまい~。

 

ああああぁぁぁぅぅぅぅううううぃぃぅ。

 

思わず漏れる震えた声。

 

 

「・・・・狭いところ苦手ですか?」

 

ヘッドフォンのから技師さんの声が聞こえます。

「・・・・はい。」

ベッドの顔の部分にマイクが仕込んであるらしく、自分の声もヘッドフォンから聞こえます。

 

あ、なるほど。非常時にはこれで会話もできるのか。まるでインカムみたいです。

思わず語尾に「どうぞ」とつけたくなる昭和生まれのワタクシ。

 

「・・・・こわいです。・・・どうぞ」

 

「なるべくお目目つぶってくださいね〜」

 

(お、お目目??!!)

 

「あ、はい。・・・・・どうぞ」

 

「次に私の声が聞こえるまで目を開けないでくださいね」

 

「あ、はい。ありがとうございます」

 

なぜか解らないけれど、とりあえず技師さんに感謝をしてしまう小心者のワタクシ。

 

微妙な主従関係の成立です。

 

「それでは撮影します。大きな音が鳴りますけど動かないで下さい」

 

ベッドが定位置までスライドをすると、その言葉を最後にヘッドフォンからクラシック音楽が流れだしました。

 

もしこれがチャイコフスキーの弦楽セレナーデやベートーヴェンの月光だったら、きっと不安で不安で泣いてしまったかもしれません。

 

知らない曲でよかった。(´・ω・`)

 

 

安堵のため息と前後して、バカでかい音が周囲を包み込み始めました。

 

ヘッドフォンのクラシック音楽ではかき消せないほどの爆音には様々なパターンがあります。

べべべべとアサルトライフルの連射音のようなものやパー、パー、パー、と緊急地震速報みたいなもの。 

 

さらにヘッドフォンのクラシックとの不協和。

ずれたビート。繰り返すポリリズム。

 

 

音とは、そもそも空気の振動です。

MRIの中の爆音は、機内の空気を振動させ、さながら背中を触れられているような感覚をおぼえます。

音の種類やテンポによって背中や頭部が暖かくなったり鳥肌が立ったりします。

 

 

そんな奇妙な体験を謳歌していると、ものの15分ほどで撮影は終了しました。

 

おれ、閉所恐怖症を克服できたかも。(*´∀`*)

 

朝から何も食べていないフワフワの頭は奇妙な多幸感に満ちていました。

 

 

 

病院へ舞い戻る

 

さらに数日後。

 

MRIの撮影データをもって病院へいくと、診察室の医師が一枚の紙を広げました。

 

「血液のほうは問題ないですね」

 

差し出された血液検査の数値表をみても、ワタクシにはなにがなんだかさっぱりわかりません。

 

「そうなんですね~」

 

まるで他人事です。

 

「そして、MRIなんですが」

 

ワタクシの胴体の輪切り写真がディスプレイに映し出されます。

 

「ここが患部ですね」

 

医師が示した箇所に白いカタマリが映っています。

 

「結論から言うと、」

 

左の乳首に白い異物の写り込んだ写真は、明らかにヤバそうです。

 

「結論から言うと?」

 

「結論から言うと、腫瘍でもなんでもありません」

 

「・・・・え?」

 

「炎症とかそういった類のものでもありません」

 

「・・・・・ほう」

 

「女性化乳房です」

 

「・・・・はっ? じょじょじょ女性化にゅくぁwせdrftgyふじこlp@@@@!」

 

思わず声が裏返りそうになります。

 

「じょじょじょじょ女性化乳房っ!!!だとっ?!!!!」

 

ぱんぱかぱーん♫

 

 

ワタクシ、

女性化乳房

でした。

 

 

後に調べたところ、どうやら男性ホルモンに対して女性ホルモンの比率が高くなると発症するそうです。

 

 

過去には悪玉コレステロールが減少して白血病が疑われたりしたワタクシですので、そんなわけわからん現象はちっとも不思議じゃないのですが、その病名はなんだか怖いって!!!

 

 

これからアンドロギュヌス化してくの??(´・ω・`)

 

たしかに(外見はともかく内面は)中性的って言われるけどさ(´・ω・`)

 

 

さらに詳しく調べると、イソフラボンなどの植物性蛋白質のオーバードーズによって女性ホルモンが大量分泌されるらしいです。

 

たしかにプロテンバーとかよく食べるけど。。。。

 

 

という訳で運動後のプロテインをやめてBCAAにしてみました。(*´∀`*)

 

一見すると少し高いけれど、一食あたりのコストはむしろ割安だし、疲れにくくなるし、ホルモンバランス整いそうだし。

 

、 

 

 

忙しい中で病院へ行ったりMRI撮影したり色々と大変な日々だったけれど、病名がはっきりしてスッキリしました。

 

 

界隈の皆様も、とりあえず水分は充分にとってくださいね。暑いし。

 

 

 

 

あと、コレふと気づいてしまったんですが、

 

逆に言えば、巨乳になりたい女性は、プロテインバーとか食べまくったら、きっと女性ホルモンが増えて乳房が発達するんじゃね??(^ν^)

知らんけど。

 

 

  

タイトルとURLをコピーしました