高所恐怖症なので、志も低い。




先日、ホットペッパーグルメの営業の方(イケメン)がいらっしゃった。

先月は、食べログの営業の方(美人)がいらっしゃった。

そして今週は、rettyの代理店の方がいらっしゃる予定です。

 

 

提案して頂くサービスは魅力的で、いっそお金を払って導入しようと思ったりする反面、本当はコストをかけずに自分でやるべきコトを金で解決してしまおうとする自分の甘い囁きが嫌になります。

 

ましてや小さな店ならなおさら自助努力が不可欠なのに、甘い囁きに誘われてあやまった経営判断をしてしまいそうな自分がいる。挙句、あろうことか「御社のサービスを導入すると、実際にどれくらいお客さんを動員できるんですか?」などと棘のある言い方をして逃げ出そうとする。

そんな自分が嫌になります(・Θ・)ぐぬぬ。

 

チラシを配ったり、ポイントカードやメーリングリスト、LINEアカウントやブログの更新頻度。まだまだコストをかけずにできる集客はたくさんあるし、囲い込み戦略ももっと考えるべきなのに。。。。。。

 

 

今週は、そんな僕自身の「志が低い問題」に直面する局面が多かったです。

 

 


 

先週末、常連さんに誘って頂き、近所のワインバーへと視察の名目で飲みにいきました。

 

ソムリエのオーナーが一人で切り盛りするバーで、僕らは天地がひっくり返るほどの衝撃を受けました。

 

 

「・・・ワインって、おいしいんだ」

 

 

そうです。

これまで僕はワインが美味しいなんて一度も感じたことはなく、ワイン好きの母さえも川島なお美症候群くらいに思っていました。

 

 

「うーんと、そうですね、酸味の少ないものを」

若干、緊張しながらも精一杯の背伸びでオーダーをすると、マスターはいくつかのボトルを取り出しながら好みのものをアレンジしてくれます。

 

ドイツ、スペイン、レバノン、キプロス。

あまり馴染みのない産地のワインをたしなみながら思わず声が漏れます。

「んまいっ!!!」(*´ω`*)

 

 

欧州の地理や地政学的な問題も絡めてディテール深くワインを解説するマスターは雄弁にして品格に溢れ、決してひけらかすことのない知識の深さからは人間力さえ感じ、僕は圧倒されつつ尊敬を禁じえませんでした。

 

 

やはりプロたるもの、その道を極めなくてはならないなぁ。

自分の勉強不足と志の低さに打ちのめされつつも、懲りない僕は思いました。

「オレもそーゆーカッコイイ解説とかしてみたい!!!!」

てへへ。(ノ∀`*)

 

 

とは言え、ニワトリの頭脳を持つぼくにはハードルが高すぎる。それくらいの自覚はあります。

バカな僕にはワインの勉強もディテールに満ちた解説もままならない。

ならば、どうしよう。。。( ´・ヮ・`)

 

 

「パンがないのなら、ケーキをいただけばいいじゃない」

不意に、僕の心の中のアントワネットがささやき、頭上に電球が点灯しました。ピッカーンッ!!!

 

 

 

ソムリエのような事はできないけれど、ソムリエの真似事ならできる。

 

 

「そうか・・・ならば田崎だな」

そう、昨日までは水で暴利を貪ろうとくわだてる第二の川越達也だった僕は、今日から第二の田崎真也になるのだ。なってこますっ!!

おでこのハゲ方は本物には及ばないものの、将来的には田崎真也くらいハゲる兆しが既にある!!

これは千載一遇のチャンス!!!

生え際が後退しているのではない、ワタシが前進しているのだ!!!

 

よっしゃいくぞー!!!ヽ( ´・ヮ・`)ノヽ(*´∀`*)ノ


 

 

というわけで、ワインのラインナップを増やすべくいくつかのワインを新たに仕入れ、試飲し、常連さんにも試飲して頂きつつ意見を伺い、閉店後にもう一度試飲し、試飲し、試飲し、呑まれて、呑んで、本物の田崎のようにコクのある表現でワインを紹介する「ワインリスト」をメニューに追記しました。

 

たとえばこんな風に。

 


『ヨセミテロード沿いの高原でカリフォルニアの太陽を

たっぷり浴びて育った少年の頬をつたって揺れる

ブロンドの髪をなびかせる西海岸の風のようなワインでございます。

まあアメリカ行ったことないんですが。』

 


『思春期のサクラ色の思い出のような甘酸っぱさと、

深夜のドンキホーテにヒステリックグラマーのパーカー

で買い物に来ているキャバ嬢のようなスイートさを

あわせたようなワインでございます。』

 

 

 


というわけで、

相変わらず志は低いですが、

ワインのご用命は串揚げにもよくあうワインが充実した当店へ是&非。

皆様のご来店おまちしております。